宮野様
ようやく星空になりましたので、6月2日の夜に
Megrez90と双眼装置でじっくり観望しました。
まず、観望対象ごとの感想を書き、最後に全体の感想を書きます。
土星、金星:
Megrez90+WO天頂ミラー+ビクセン2倍バロー(31.7T)に
双眼装置(鼻先に2倍バロー、付属20mmアイピース)
ポルタ経緯台で見ました。
土星は両眼で見ると、土星が空の中に浮かんでいて、土星本体
や輪が立体的に見えました。片眼では感じたことの無い初めて
の経験でした。家族3人とも同じ様に感じました。
金星は、半月状の形が確認できました。金星は立体感は
感じられず片眼でも両眼でも同程度でした。
木星、月:
Megrez90+WO天頂ミラー+ビクセン2倍バロー(31.7T)に
双眼装置(鼻先に2倍バロー、付属20mmアイピース)
は同じで、赤道儀(ビクセンSX)で見ました。
木星は、輪郭がゆらゆらしていましたので、シーイングは多分良く
なかったと思います。しかし、両眼でみると、縞模様が
はっきりして、例えばビクセン 星空がイドプックに載っている
写真と同じ様に見えました。
双眼装置を外して片眼で見ると、それらしい模様は見えるの
ですが、今ひとつ明瞭さに欠けます。双眼にするとなぜか
はっきりと見えます。これも家族3人ともに感じました。
両眼でみることで、脳が補正しているのでしょうか?
月は、まずビクセン2倍バローのみ(約60倍)で見ました。
月全体が両方の視野いっぱいに広がり、「感動」の一言です。
凝視するには明るすぎてムーングラスが必要でした。立体感も
感じました。
双眼装置に2倍バローを追加しても、まだ眩しいです。危難の海に
ある小さいなクレータ、ペタビウスやラングレヌスの中央丘
がよく見えました。宇宙船から見ている気分という感想がありますが、
まさにその通りです。もっと高倍率で見たいです。
全体的な感想
Megrez90は、軽量、コンパクト、高倍率になってもシャープさを
保っている、色がつかないなど、万能鏡筒だと思います。
ポルタと組み合わせると設置と撤収が簡単で、ベランダ又はマンション
の共有廊下での観望時には、設置と撤収は5分以内(片付けは10分程度)
ですので「思った時にはすぐ観望」ができます。
性能面では、なんと言ってもマイクロフォーカサーは便利です。
高倍率にしたときに、ピントを合わせやすく、しかも揺れも気になりません。
今後は、写真撮影や星雲、星団の観望にも活用していくつもりです。
双眼装置は、やはり両眼でみることで疲れないことが利点です。
片眼と比べて同じ見え方でも、見やすさや疲れの程度が全然違います。
気がつくと10分以上集中して観望し続けていることがあります(赤道儀の場合)。
家族3人で見る時に順番待ちが長くなるのが困ってしまいますが。
両眼で見ると立体的に見えたり、片眼に比べて大きく見え、コントラストも
はっきりするようです。感覚的なことなのかもしれませんが。
双眼装置を入れると背景は暗くなります。しかし、月や惑星では暗くことは
ほとんど感じませんでした。
写真の感想ですが、
デジタル一眼(EOS Kiss DX)を用いた直焦点撮影では、
ファインダーを覗いてピンと合わせをしているので
今までは満足のいく写真が得難かったのです。
Megrezのクレイフォードフォーカサーはスムーズかつ
1:10倍マイクロフォーカサーは、微妙なピント合わせが
本当に便利で、ピント合わせが楽になりました。
これは、眼視でも同じです。
ピントだけでなく、画質、見え味は言うことなしです。
(横浜市 F様)
詳細な感想ありがとうございました。
いつも応援ありがとうございます。
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